いままで利用しているサービスについていろいろ書いてきたが何をしたいかによって利用するサービスが決まってくる。
WordPressしか利用する予定しかないのであればwebホスティングで十分だし、そもそもブログサービスだけで十分かもしれない。
そもそも何でクラウドを利用するのか?
弊社でクラウドを利用することを検討したのは、何か新しいサービスができるか検討するためだ。こちらのクラウドでオープンにしているのはWordPressのみだが、実験的にはいろいろのことをしている。
ただブログを書くだけであれば今でも無料のサービスがあるのでそちらを検討するべきである。
じゃ、無料のブログサービスでいいの?
何をどの程度書きたいかによると思う。趣味の防備録であればアクセス数がそれほどなく、アフィリエイトなどで小遣い稼ぎすることもかなり難しいので無料のブログで十分である。私が利用している はてな 以外にもたくさんの会社がやっている。いくつかサインアップしていろいろ試してみて最終的に選べばいいと思う。
無料と謳っているが、厳密に言うと無料といえない部分がある。それはサービス提供側が強制的に広告を表示させることでそのサイトの運営費をまかなうのが一般的だからだ。
ブログの有料サービスとは?
はてなブログ の有料サービスであるProの場合「広告非表示、写真アップロード容量 毎月3GB (3,000MB)まで、独自ドメイン、はてなダイアリープラスの利用、キーワード自動リンクオフ、ヘッダとフッタを非表示」などがアップグレードするようだ。
無料でもAmazonとiTunesのアフィリエイトは使えるようだが、「Google AdSense 広告」はProでしか使用できないようである。
他社の有料サービスと無料サービスなどでも同様の差がある。
じゃWebホスティングは?
ブログをしていても はてな であれば はてなが提供しているブログシステムしか利用できない。
外観のカスタマイズは行えるが、システム的に何かを変えるのは難しい。
WebホスティングであればWordpressを入れることもできるがそれが気に入らなければ違うシステムを入れることも可能である。Joomla!もあればmodxなどもあるし、DrupalやXOOPS Cubeもある。
また、中身が気に入らなければ改造することも可能だし、それでも気に入らなければ一からスクラッチで作ることも可能である。
あと、自由にシステムが組めるということはアフィリエイトを含めいろいろな仕組みを多く取り入れることが可能となる。
クラウドサービスは?
一口でクラウドサービスといってもいろいろな形態がある。たとえばAmazonが提供しているAWSとカゴヤ・ジャパンで提供しているVPSではちょっと違うし、Googleのクラウドはどちらかといえばメール等のアプリを提供しているのをイメージするのでずいぶんと違う印象である。
クラウドサービスも安価さを謳っているのでWordPressの利用を薦めているコンテンツがあったりする。実はそのような使い方をする場合にはwebホスティングとは技術的にはあまりおおきな違いがない。
だだやはりクラウドの事例を見るとWordpressを入れましたというよりはある会社のサービスをクラウドで実装しました という事例を見ることが多い。
クラウドサービスはやはり何か新たにサービスを作ったり、なにか特別ななにか新しいものを作る場合にはいいといえるのではないだろうか?
じゃどれを選ぶのがいいか?
個人的にはVPSに代表されるクラウドサービスなど非常に値段が下がっておりなおかついろいろなことができるのでクラウドサービスの何かを選択すると思うが、すべての人がなにを選ぶかは何をしたいかによる。
技術的に何もしたくない人で文章だけ書くのがすきな人はブログサービスを使えばいいし、技術的なことは好きでもそれほど手間はかけたくなく、すでによく使われているオープンソースのものがよければWebホスティングがいいだろう。
ブログはそうはいってもホリエもんのおかげで一般用語になるぐらい広まったが、日記的な使い方であればFacebookやTwitterなどを利用している人も多い。それ以外の新しいアプリケーションはやっぱり自由度が高いクラウドサービスを通じて生まれる可能性が高いと思うのでそれを選ぶ人が増えればと個人的には思う。