ゴミの中から宝は見つかるの?-ソーシャルメディアのビッグデータってなんだろう

最近、ビッグデータについてに記事をよく目にするようになりました。今回たまたま書いた騒動についてもビッグデータを扱う会社が出てきたりして表題のようなことを考えさせられることがありました。

自分がSNSで書いているようなことは、不特定多数の大部分の人からはゴミのようなものであり、その書き込みをみて何か答えが見つかるかといえば、私がどのようなことを考えているかぐらいのことは見つかるかもしれませんが、それを知ったところで特に重要なデータとも思えません。

私のようなユーザーが100人いても1000人いてもそのデーターが役に立たないような気がします。

そこで今回はそのソーシャルメディアに書かれたデーターが何に役に立つか考えてみたいと思います。

まずSNSとはなんぞやについて考えてみる

自分がどのようにSNSを使っているのか考えてみる。

SNS 入った理由 何を書いているか?
Facebook 友達が入っているので.... 近況報告が多いです。趣味の話は異なる属性の人が多いのであまりしません。
料理のグループに入っているので時々コメントいただいて嬉しいです。
Twitter ただなんとなく ブログの更新と好きなゲームの話をしています。
ブログ更新では一番反応があるので最近比較的書いている方だと思います。
Google+ 検索エンジンに登録したりすると必須だから ブログの更新がほとんどです。いくつかのコミュニティに入って時々書いています。
FBやTwitterほど反応がないのであまり利用していません。googleを利用するには外せないのでこれから使う人が増えればこちらのりよう頻度は上がるのかなって思います

私の場合それほど積極的に使っている方ではないかもしれません。

最近書いている偽2ch騒動についてはtwitterでブログ更新について書いていることが多いので度々その話題についてコメントをいただけるのでここ2週間ぐらいはtwitterをよく使っています。

ただ、マーケティング的な視点からみると私の書き込みはそれほど利用価値があるとは言えないだろうと思います。

なぜなら、SNSで書きたくない話題としては、

  • 政治の話
  • 本当に腹がたった話や感動した話
  • 誰かを傷つけるような話

のような不特定多数の人に見られたら誤解を受けるような話題はなんとなく避けています。

なので発言内容について何らかのフィルターをかけているところがあります。また、書きたいけど書いていない話もあります。というかそっちの方が多いかもしれません。

  • 買い物をした話
  • 読んだ本の話
  • 街で見かけて面白いとおもったこと

時間があれば、何でもかんでも書いてみたいのですが、やはり時間に制限があるため全てはかけません。すべてのSNSの利用者も私と同様に書いていない事のほうが多いと思います。

書き込む人って一握りではないかという問題

SNSはとりあえず入ってほとんど何も書かない人も多いと思います。Facebook上で100人位友達がいるのですが、毎週1回は必ず何かを書く人って10%もいないような気がします。

またSNSは飽きの問題もあり、入会した時点ではいろいろ書きこみますが入会してからしばらくすると書き込み量が減ってくる傾向があると思います。

本当のことは書いていないという疑問

全くの嘘は書かないまでも、書いた話で反応がほしいために大げさに書いたりすることはあるかもしれません。

ウ・ウザイ!! ウザ過ぎる!! Facebookのいい話!! | More Access! More Fun!

Facebookはバカばかり – Hagex-day info

【拡散希望】Facebook でシェアされまくっているバスの話、あのバスに乗ってました!【感動したらシェア】 – 世界はあなたのもの。

Facebookだけでなく、Twitterでもこのような話はたくさんあると思います。

SNSに書いてある意味のあるものって一握り

SNSに毎日のように書く人は限られており、利用者ごとに書く内容もバラバラで嘘もそれなりに含まれているとすると、その中から意味のある言葉は案外少ないのかもしれません。

またさきほど例に上げたとおり本当か嘘かわからない話でも拡散されネットで広まることもあります。

SNSなどのデーターをマーケティングツールとして使えなくはないと思いますが、ノイズが凄く多そうなので「キーワード」で絞ったりする必要があるのかなって思います。

SNSのビッグデータ活用できる分野

ここまで説明してきたとおりSNSでのビッグデータの活用は実はすごく限られているのではないかと考えます。

SNSでの書き込みデーターであれば嘘も多いし、ほとんどの言葉には意味がないので相当な数の書き込みを排除する必要があるのかなって思います。

もちろんある事柄について「いい」とか「わるい」といった単純な指標だけのデータであれば、それほどデーターを排除する必要はないかもしれません。

ただSNSの場合は拡散という言葉があるように本当に書いた本人がそう思ったのかただのコピペなのかというとことも検証しないと正確な数字は出てこないのかなと思います。

SNSのビッグデータの利用については相当な注意が必要なのかなと個人的には思っています。

結局は既存メディアで取り上げられたものしか数多く言及されない

google トレンドなんかで最新のキーワードを調べてみると、テレビや新聞なの既存メディアで言及されたものがトップを占めています。

SNSでもきっと書き込む内容のトップはGoogle トレンドと同じような傾向がありテレビや新聞で報じられたものがほとんどなのだと思います。

結局SNSのビッグデータ活用はテレビや新聞などで話題になるようなものしか対象にならないので自ずと利用範囲が決まっていると考えていいと思います。

逆に言うと多くのユーザーにとってはすべての書き込みがビッグデータとして利用される可能性は少ないので気にしないほうがいいのかもしれません。

ビッグデーターの適用分野はSNSだけでない

じつはこの記事ではSNSに絞ってだけ書いたがビッグデータの応用分野はSNSがメインではなく多くのデーターを蓄積したものを何か活用できないかと考えられたものです。

SNSにフォーカスしているのは最近で様々なデータを使うことを想定しているようだ。ビッグデータと名前が付けられたのは様々なデータを処理するので今までにないくらい多くのデーターを利用するからだそうです。

詳しくは「(1)ビッグデータとは何か 総務省|平成24年版 情報通信白書」定義とか事例が載っています。

事例では自動車メーカーにより車に装着された装置から得られたデータを元に渋滞を緩和したり急ブレーキが多い地点では街路樹の剪定や路面表示により、急ブレーキ回数を約7割削減したりできたそうです。

SNSのデータ活用の課題

SNSの書き込みデーターには信頼性がないデーターが数多く含まれているため、そのデーターの取り扱いには注意しないと間違った解析をしてしまう可能性があります。

SNSだけでなく最近良く話題にしている2ch.netを見てみると、正しくない可能性がある情報でもそれが事実として認定されてそのことが前提となりスレッドが進むことがあります。

SNSでのビッグデーターを解析する場合、その書き込みをした人物が書いたものの信頼度を計測した上で統計をとるなどする必要があると思います。

もちろんそのようなデーターを解析している会社では必要なデーター処理をしているのだと思いますが、もともとビッグなデーターを扱っているのでノイズが消しきれなかったり、逆にノイズが入りすぎていることもあるのかなと思います。

これらの技術は時間とともに新しくなり良くはなると思いますが、どんなに技術が進んでも元のデーターにゴミが多く含まれていたとしたのであれば意味のない解析にか理論上できません。

そう遠くない将来SNSの書き込みデーターのビッグデーター活用はなかったことになっているのではないかと個人的には思います。

最後に

日本テレビが先日ビッグデーターについて説明した番組を放送しました。「驚きの真実!ビッグデータSHOW ~ホントの日本が見えてくる~ サンバリュ |日本テレビ

私もこの番組はちょっとだけ拝見しました。見た時の感想は「じゃ、今までと何がかわるの?」というところでした。

もちろん検索エンジンは昔なかったのでそれを解析するのには意味があると思いますが、今までにそのような技術が全くなかったわけでもありません。また事例としてコンビニがありましたが、POSデーターで保存している属性を増やしただけとも言えなくはありません。

技術的な新しさはあまりなくビッグデーターというなんとなく新しい言葉を使ってビジネスをしているように見えるのが残念です。

このようなデーターを扱っている業者の株価はアップダウンを繰り返しているので投資家からしてもどうなるか予想がついていないのかもしれません。

書き込みデーター以外に書き込んだ人の属性を増やす方向に行かない限りデーターの有効性は高くなりませんが、プライバシーの問題も出てくるし、コストも高くなるのでどこまで根付くのかは個人的には疑問に思っています。

コメントを残す