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#偽2ch騒動 について調べてみました。 その1

最近、将来のネットサービスはどうなるかを考えてみることがあります。

そこで「croudiaは化けてほしい おーぷん2ちゃんねるは定着するのか?」を書きました。

この記事を書いている途中に ひろゆき が2ch.scを立ち上げ、2ちゃんねるは自分に権利があると主張しました。

ひろゆき、2ちゃんねるは乗っ取られたと発表。 – ガジェット通信

たまたまツイッターでみたのかニュースサイトで見たのかは今となっては記憶がはっきりしませんが、強い違和感を持ちました。

そこで自分の防備録もかねてちょっと書いてみることにしました。

そもそも、2ちゃんねる捨てたんじゃなかったっけ?

全板で転載禁止がなされたときに何かしら2ちゃんねる内部で何かがあったらしいという噂は聞いていましたが、私の認識としてはそれほど重要ではないと思っていました。なぜなら、転載禁止の対象となるサイトを見ていたわけではなく2ちゃんねるの専用ブラウザーで元のスレを見ていたからです。

そもそも ひろゆき は2ちゃんねるとはもう関係ないようなことを事あるごとに説明していたかと思います。

ブログでは「2ch譲渡 : ひろゆき@オープンSNS」で

2ch譲渡
そんなわけで、去年は何度も海外出張して2ch譲渡の打ち合わせをしてたりもしてたんですが、ようやく譲渡完了しましたよ。。と。

とはっきりと自分の手から離れたことを書いています。

また「僕が2ちゃんねるを捨てた理由|書籍詳細|扶桑社」という本も出しております。

僕が2ちゃんねるを捨てた理由|書籍詳細|扶桑社私もこの本はブックオフで買って読みましたが、たしかシンガポールの会社(パケットモンスター:あとでひろゆきのペーパーカンパニーだとわかる)に売ったことを説明していました。この題名をみれば、ひろゆきは完全に2ちゃんねるを手放したように見えるはずです。

2ちゃんねるの運営会社がパケット・モンスター社からフィリピンの「レースクイーン社」に変更か | BUZZAP!(バザップ!)

ドメインをフィリピンの「レースクイーン社」が持っていることが確認されたのは2012年5月です。この時には今調べた限りひろゆきはなんにも発言していなかったので、彼としては特に問題がなかった、逆に計算通りだったといえるでしょう。

この後、麻薬捜査のために騒がれたことがありました。そのことは記憶にありますが、訴訟までしたのは最近知ったことです。

訴訟の中では ひろゆきは管理人ではないので押収するのはやり過ぎだと主張していたようです。詳しくは「『2ちゃんねる』捜査に国家賠償請求訴訟 未来検索ブラジルの訴状・コメント全文掲載 – ガジェット通信」に書いてあります。

また,西村取締役は,「2ちゃんねる」の創設以来,その管理人だった者であるが,平成21年にシンガポールの会社に,その事業を譲渡し,管理人を退いたことを明らかにしているものであり,麻薬特例法違反幇助容疑について「押収すべき物の存在を認めるに足りる状況」があるとは考えられない。

中略

また,西村取締役についても,既に「2ちゃんねる」の管理人を退いていた者であり,威力業務妨害容疑について「押収すべき物の存在を認めるに足りる状況」があるとは考えられない。

とあり管理者ではないので

未来検索ブラジルと東京産業新聞社は2月20日、『2ちゃんねる』での麻薬特例法違反幇助容疑で実施された家宅捜索と差し押さえを違憲・違法として、東京都と大阪府を被告とした国家賠償請求訴訟を提起しました。

と書かれており、完全に2ちゃんねるから離れていたのかなと思っていましたしほとんどの人がそのように思っていたと思います。

再度 ひろゆき が主張したことを見てみると

ひろゆき、2ちゃんねるは乗っ取られたと発表。 – ガジェット通信」にかいてある発言を見てみましょう。

2ちゃんねるの諸権利は、西村博之ないしパケットモンスター社に帰属するものであり、株式会社ゼロ及び、NTテクノロジー社に権利を譲渡したことはありません。

この文章をみるとまるで誰にも権利を渡していないように見えます。先程述べたように管理人をやめたと言っていたので権利もないものと思っていましたが、彼の中では管理人ではないからといって権利者をやめたわけではないと主張しているようです。(実際には彼の真意は理解できていません。たぶんそのように言いたかっただろうと予想した結果です。)

また、なんでこのようなことを主張したのかわかりませんが、サーバー代金を送ったことを明かしています。

金額にして、52万ドル、日本円にして5000万円以上の送金をしました。
契約上では、1年間に24万ドルの契約ですので、レンタルサーバ代の送金額が不足していたという事実は全くありません。

すくなくても第三者にとって彼がどれだけお金を使っているかどうかは説明する必要がないのになぜかこのように書いています。

また、彼は過去に負けた裁判で差し押さえがあっても一切お金を払っていないのにこのような大金を使っていたことを説明するのはまた別の理由があったのではないかと勘ぐられれてもしょうがないような気がします。

問題の発端お金が回らなくなったから

この騒動ではっきりわかったのは金銭的なトラブルが発生するまで2ちゃんねるのドメインはひろゆきではなくレースクィーン社が持っていたけど経営責任者はひろゆきだったと考えていたということです。

彼は管理人だからわからないと主張しておきながら影ではコントロールしていたのだろうと想像できます。「ひろゆき、2ちゃんねるは乗っ取られたと発表。 – ガジェット通信」を読むとサーバー費用を負担しているので自分で権利者も自分だと主張しているように読み取れるからです。

いろいろなサイトで言われていますが元々は●と呼ばれる、2ちゃんねるビューワーの個人情報流出があったのでその後、購入する人がいなくなり2ちゃんねるのドメインを持っているレースクィーン社のジム・ワトキンス氏がその購入代金を受け取っていたので枯渇したというのが定説になっています。

実はその説明だと説明がつかないところもあるような気がするので絶対に正しいかと言われると自信がないですが、●の流出がこの騒動の発端の一つになっただろうとは思います。

また、●流出より前にはシンガポールのペーパーカンパニーであるパケットモンスターを解散しようとしていたみたいです。

唐澤貴洋弁護士の活動が評価されている模様 | ブログ運営のためのブログ運営

にも書かれているが、2ちゃんねるで起こったことに対するリスクを回避するためだろうと思うのだがシンガポール解散を申請したが、そのタイミングで●流出事件が発生したので、パケットモンスター社に損賠賠償請求ができなくなる可能性があるということで唐澤貴洋弁護士が解散を阻止したようです。

また同じ頃ひろゆきの脱税についても発覚します。

西村博之が脱税 | ブログ運営のためのブログ運営

これらの事件は今回の騒動が起こった原因なのかもしれませんが、●流出事件あたりからひろゆきが想定していたどおりに物事は動いていなかったのだろうと思います。

ここでは想像しかできませんが、お金のやり取りも難しくなったのだと思います。

ジム・ワトキンス氏の乗っ取りか?

ひろゆき、2ちゃんねるは乗っ取られたと発表。 – ガジェット通信

以上のように、彼らは2ちゃんねるの正当な権利者ではなく、サービスを乗っ取った不法行為者ですので、2ちゃんねるに関して、なんらかの方針を主張したとしても、なんの効力も発揮しません。

実際にひろゆきが主張しているように本当に乗っ取られたかどうかは第三者であるものにはわかりません。

ただひとつだけはっきりわかるのは、ひろゆきの思うとおりに周りが動かなかっただろうということです。

2ちゃんねるはもう管理者でもなく、何があっても知らぬ存ぜぬといっているうちに本当に2ちゃんねるから追い出されたように見えます。

いろいろな情報で、ジム・ワトキンス氏がお金に困っているので仕方なくやったということもいわれていますが、二人の間に何があったかは現時点ではわからないので、そこについて言及するのは難しいです。

反対にジム・ワトキンス氏は正当な2ch.netの持ち主は自分が代表をしているレースクィーンがであることを表明しています。

Racequeen incは、2ch.netというドメインの所有者であり

1 :Jim:14/04/03 22:15:52 ID:UbrFFVXX0 Racequeen incは、2ch.netというドメインの所有者であり、かつ、登録機関に所有者として登録されております。  現在、Racequeen inc と西村博之さん及び彼が所有するパケットモンスター社との間で、誤解が生じております。  Racequeen inc による2ch.netの管理運営に何ら違法性がないにもかかわらず、2ch.netを支援してくれているボランティアの方々までもが、西村博之さんによって法的責任を追求すると言われている現状は、憂慮すべきものであります。  Racequeen incは、西村博之さん及びパケットモンスター社との間の問題については、今後も両者と協議を続けますが、何ら司法判断が存在しない状態で、Racequeen inc と商取引(広告掲載契約等)をすることに違法性があるということは法的には誤った判断です。
かかる商行為に違法性があるとの西村博之さんの主張は、Raceqeen inc の名誉を著しく既存するものであり、法的対応を検討せざるをえません。

このように主張しており、2ch.netの正式な所有者であることを説明しています。

このやり取りだけ見ているとジム・ワトキンス氏が乗っ取ったといえることもひろゆきは提示できておらず、登録機関に登録されているワトキンス氏の言い分が正しいようにも思えます。

2014/2/19に管理権が移った

これらの主張は2014年4月に入って行われたものです。

その前にジム・ワトキンス氏が管理権を取ったのが2014年2月19日でそのときは「各関係者様」というスレを建てています。

このときの様子は『「サーバーを確保しました」 「2ちゃんねる」に何が起きたのか 運営費がひっ迫? – ITmedia ニュース』で確認することが出来ます。

1 :Jim:14/02/19 09:00:52 ID:UbrFFVXX0
各関係者様
2chサーバーを確保しました。
前の経営者は、2chの運営経費のための資金を十分な収入を獲得ことができなかったので、首にしました。
1以前に、自律的に働かせましたが、その時は名誉を毀損されました。

2chを維持するための十分な所得創出力を失われました。
適切な管理次第、2chを再び動かすことができるでしょう。

この事件はひろゆきから見れば「乗っ取った」といえることが起こったのでしょう。このあと偽2chをひろゆきは立ち上げるのですがそこで使われている”2ch.sc”は2014/2/19、まさにこのスレがたった日に取得されています。(http://www.cybersyndrome.net/whois.cgi から2ch.sc を調べてみるとCreated On:19-Feb-2014 02:19:03 UTC  となっています。)

この日までにいろいろなやり取りがあったが両者は折り合いがつかずに、その結果ひろゆきはあわてて2ch.scを取得したようにも見えます。

2ch.scではシステムはそのままのものをつくると予想していましたが、私の予想をはるかに超えて、2ch.netの書き込みまでコピーし、2ch.netでは住人の意見で転載禁止だと決まったことを反故にしてコピーしたものは転載自由だといったのにはちょっとびっくりしました。

まとめサイトと呼ばれるところはおーぷん2ちゃんねるのスレで書いていましたが、やっぱりネタがつきたのか2ch.netをコピーした2ch.scをもとにまとめ始めました。(「#偽2ch騒動 本気ではないコピーサイト2ch.scは定着しないだろう」にも書いてみたので参照ください。)

法律的な話しはともかく道義的にはちょっとどうかなと思う行動だと思っています。このあたりのことについては気が向いたときにでも書いてみようかと思っています。

ここまでのまとめ

ここまでは、おそらく間違いないだろうといえる範囲で書いてみました。

これ以上書きたいのですが、文章量が多くなるためまた次の機会に文章を付け足したいと思います。

●流出や脱税で騒がれていた2013/8月からジム・ワトキンス氏が2014年2月19日に管理権を掌握するまでのあいだにいろいろな交渉をしていたと思うのですが、その内容についてはほとんど確認が出来ていないためです。そのことについて推測はできるし、いろいろな説が出ているのわかっているのですがいまひとつ確証がもてないため書くのをやめました。

また、この記事においてはどちらの肩ももたず出来るだけ公平に書いたつもりです。ただ心情的にはひろゆきに対してがっかりしたところもあるのでジム・ワトキンス氏よりの表現をしていると思いますが出来るだけその感情を抑えて書いたつもりなのでその点についてはご容赦ください。

一番がっかりしたのはひろゆきは2ちゃんねるを捨てたみたいなことをいっておきながら実は影では利権はしっかりと握っていて影では多額のお金を受け取っていたと思われることです。(すくなくても多額のお金を送金していることを書いていることからお金は持っていたことは確実にいえると思います)

多額のお金をもらっているのであれば裁判で負けた相手に賠償金を払う等やるべきことをやるのが必要だと思いますし、そのようなことをせず、ドメインを譲渡したように見せておきながらその利権が取られそうになると今までの態度を一変させることには失望しました。

この記事を書きながらいろいろ疑問に思ったことがあります。

  • ひろゆきは何で払った額まで公表したのだろう?このようなことを発表する必要はなく、あとでいろいろ突っ込まれるのではないか?
  • 金額的なことをいったのは、2ちゃんねるを乗っ取られたことで不利益をこうむる人たちがいるので仕方なくその情報を載せたのか?あまり考えられないが怒りのあまり載せたのか?
  • 1年に24万ドルで運営できるはずなのになぜ52万ドルも送金したのか?
  • この騒動のときにジム・ワトキンス氏がお金が足らないと指摘したが運営費にかかる費用の倍払っているのが事実であれば今すぐお金がショートすることはないのではないだろうか?
  • ドメインの登録変更が行われたのが2014/4/1の声明だと2014/2/19に行われたように書かれているがwhoisなどの登録では2012/5にはレースクィーンに移されたように思えるのだがそれがなぜそのような表現になったのか?
  • 2014/4/1の声明では、株式会社ゼロ及び、NTテクノロジー社に権利はないといっているが、2ch.netのドメインの所有権を持っているのは Racequeen inc で 2012/5に取得しているはずなのになぜそのような表現をしたのか?

まだまだ疑問に思うところはたくさんあります。いままで散々自分は2ちゃんねるの管理者ではなく何があっても自分は知らないといってたのに、ここに来て実は2ちゃんねるの権利はすべて自分が持っています。といままでの主張と間逆の主張をしている理由が一番の謎です。

きっと私以外に詳しい方たちが考察してくれるとは思うのですが、結局何が本当に正しいのかは最後までわからないだろうと予想しています。

関連ページ

#偽2CH騒動 本気ではないコピーサイト2CH.SCは定着しないだろう

#偽2ch騒動 調べてみた その2  2014/2/19から4月上旬まで何があったか

#偽2CH騒動 調べてみた その3 何が本当で何が未確定情報なのか?

#偽2CH騒動 まとめサイト問題で2CH.NET運営が対処するべき方法について考えてみる。

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